横断側溝プレート固定式 | 東陽上村アドバンス株式会社

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横断側溝プレート固定式

【概要】

重車両が横断する部分の側溝は、横断荷重に対応した横断側溝を用いる。重車輌が通過する際の荷重に対して、蓋の跳ね上がりを抑止するため、グレーチング蓋をボルトで固定するしくみとなっている。課題としては、ボルト固定箇所がグレーチング蓋4隅で限定されており、短尺加工時は片側2箇所の固定箇所が損失してしまい固定性能が低下してしまう。また、繰り返し荷重による経年劣化で蓋が歪み、音鳴りが発生したりボルトナットが欠損することがある。

本製品は、新たな技術開発によるプレート固定式を採用した横断側溝である。側溝本体内にスリット溝を設けてプレート固定金具を橋渡しして、グレーチング蓋とボルトで固定する方法により固定位置を変更が可能となった。また、プレート固定式により、固定性能が向上し、従来品の課題を改善。


【特徴】

短尺加工時に、プレート固定金具をスライド移動して、固定位置を可動させて対応することが可能。

グレーチング蓋中央部を固定しているため、固定後の歪み・変形・跳ね上がりが少なく、それらが原因となる音鳴りも抑制する。

グレーチング蓋中央部で固定できることで、横断側溝本体の肉厚を厚くする必要がなくなり、規格の小型化が可能となる(横断側溝150型、超小型固定トラフなど)。

固定ボルトの開口部分を狭くして、車椅子の前輪などが脱落しにくいユニバーサルデザイン。

表面は滑りにくい表面加工を施し、歩行者の転倒を抑止。

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